On the way to Bangkok
12時にハートリンを出発したソンテウは、エキサイトバイクを軽く超えるキツさの、パンガンの坂を登り降りしつつトンサラを目指す。

マジで鬼。
踊り疲れて全身抜け殻になった自分にとって、拷問に近かったのに、ソンテウの天井のバックパックの山を束ねていたロープが解けた。
急いで車を手で叩く。
運転手、止まれ!!
ほどなくして、ソンテウは止まった。

・・・そして動き出した。
ええええええええ!?
締めなおさないの??
ロープ近くに座っていたファランの女性2人が懸命にロープを引っ張る。

抜け殻の鑑である僕は、心の中で
「ファイト、いっぱーつ!」とつぶやきながら見ていた。すいません。

何回もうだめだ!と思ったのか解らないが、漏れるため息と同じ回数の、それを笑うイスラエリの笑い声を聞いた後、ソンテウはトンサラへ着いた。
一つもバックパックを落とさずに。

そして船!
抜け殻は寝た。気持ちよかった。

ドンサク港からスラータニーへ運ぶバスを間違えるという間違いは屁でも無いので割愛するとして、スラータニーからバンコクへ行くバスに乗る。民間バスは、バスのトランクに人が隠れていて荷物を荒らされる被害が超多いらしい。
もちろん、厳重に対策をして、貴重品はバスへ持ち込んだ。
快適なバスは10時間後、夜明け前のバンコクに着いて、荷物も無事に戻ってきましたとさ。

あぁ、シャワーを浴びて早く寝よう。
そう思って入浴セットを出そうとしたら、何故か見覚えの無いサンダルがポロッ、と。

にっ、荷物が増えてる!!

(続かない)

*サンダルの代わりに、日本から持ってきた帽子が無くなってました。泣。
2005.02.26 Saturday 22:54 | journey | comments (0) | trackbacks (0) |









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