Goa
2005年大晦日の夜から、元日の22時までを。
年越しはHill Topで。
「なんでこんなにインド人がいんだよ!」
それは、ここがインドだから。
いや、それは解るんだけど、頼む、ちょっとだけ出てってくれ!
そう思いながら踊ってると、じきに周りが気にならなくなる。
ちゃんと時計を見ながら新年を待っていたのに、そんなんだからいつの間にか年が明けていた。
年を跨ぐのは、大したことじゃないのに何でこんなに興奮するんだろう?
誰としたかも解らない程のハグをして、再び踊り狂う。

今夜の僕は、無敵だ。
あの世とこの世、正気と狂気。
自由自在。
第六感を超えて第七感まで捉えて震える、吐き出して踊る。
シヴァが降りた。

そして夜が明ける。
夜が明けるとフロアは戦場だ。
絶えず舞う砂埃に、照り付ける太陽。
30分踊ったら1時間休まないとやってられない。
そんな中、凄い光景を見た。
目の前で白髪ドレッドの、アパッチ族の生き残りみたいなのが、フロアを走りまくってた。
じ、自分、ゴアに来て良かったッス!

色んな人と水を与え合いつつ昼を乗り切って、再び夜。
黄泉還る。
昼はただの絵に戻っていたブース前の絵も、しっかりと生気付いていて、
「よし、踊れる。」
と確認。
そのあとは、音が「どきどき」と流れる中で終わるまでひたすら震え、拝み、踊った。

NO.1 RAVE BOY.

そして音が止まる。
興奮冷めぬ中、家路へ。
何もかもが土塗れになって、身体はボロボロ。
ヨチヨチと歩くさまは、フロアの僕とは逆。
でも、180度角度が変わっても僕は僕。

謹賀新年。
2006.01.02 Monday 15:04 | journey | - | trackbacks (0) |
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