何故だったのか11
上海の夏は暑い。
大荷物を抱えていることもあり、タクシーに乗ることにした。
中国に戻ると儀式のように毎回することがある。
タクシーの運転手に話しかけるのだ。
天気の話から始まって色々なことを話す。
こうして中国語の勘を取り戻すのだ。

そうこうしている内にホテルにつく。
これから島への出発まで、やることは多くは残っていない。

だけど、何かと何かの間の、ぽっかり空いた時間に僕は何をしていただろう。
大したことはしていないのに、後から振り返ってもあまり思い出せない。
思うに、何かに少し、緊張していたのかもしれない。
2009.08.04 Tuesday 00:23 | think | - | - |
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